by 山田達也 2021年7月25日 ≪Column vol. 9≫
オリンピックの開会式が行なわれました。
コロナ禍の中で難しい運営が求められますが、参加される選手の方々には今まで培ってきた経験と、努力が報われますように、精一杯頑張っていただきたいと思います。
開会式では無観客にもかかわらず、各国の選手たちは表情豊かに開会式に臨んでくれました。選手たちもそれぞれいろいろな思いがあることでしょう。無観客の中での競技はもちろん選手も私たちも残念なことではありますが、与えられた環境の中で、共に思いを一つにして盛り上がっていければと願っています。
オリンピック、パラリンピックでみんなで感動し、閉会を迎えたころにはさらにワクチンも行き渡り、感染が終息に向かってくれていることと固く信じて日々過ごして行きたいと思います。
大桟橋から見た象の鼻パークのオリンピックモニュメント
昨年からのコロナ禍の中で様々な分野で、働き方や、商売のあり方、それに伴ってオフィスの活用の仕方、店舗での売り上げ確保の方法、店舗の有効活用などいろいろなことが行われてきました。リモートでの仕事の方が効率がよいという意見が前半は多かったように見受けられますが、この頃はやはり出勤して職場で仕事に打ち込みたいという意見も見受けられます。
ワーケーションも一部の人たちには人気がありますが、方や、仕事と休みはしっかりと区別したいという人もいます。
大手企業では本来の仕事がなくなり、出向など今までの仕事とはまるっきり関連がない仕事につかざるを得ない方もいます。特に飲食店は度重なるアルコールの禁止、時短営業でやむなく閉店に至ったお店もあります。
ここは何とかみんなで一緒に力を合わせて乗り切りたいというのが大勢の方の思いでしょう。
国や地方自治体の助成金や補助金などフルに活用して、何とか正常に近い状況になるまで頑張らなくてはならないと思います。コロナの感染がどのような形で終息を迎えるのかははっきりと分かりません。またこれからどのような試練が待ち受けているのかも分かりません。
しかしながら今まで様々なことを経験して、少なくともこういう状況になると我々の仕事はこのようになる、またこうならないためには早い段階でこのような措置が有効だとか、一時的にでも緊急対応はこうしなければならないとか、いろいろなこと事が考えられるのではないかと思います。国の方でも当然コロナ終息後の施策を議論しているところです。今までの経験が有効に活用できるように一丸となって進んでいきましょう。
私たちは現在携わっている仕事の中で、オフィス、店舗、住居などについてこれからの多様性を考え、様々な選択や対応ができるように考えていかなければならないと感じています。
自宅でのテレワーク、シェアオフィスでのテレワーク、地方に在住してのテレワーク、飲食店、物販店、様々な形式での店舗運用、市街地での住居、郊外での住居、これからの社会のあり方、個人のいろいろな生活の価値観を見据えてどのようなことにも臨機応変に対応ができるように、学びながら実践してゆきます。