◆言うは易く行うは難し

by 山田達也 2023年10月1日 ≪Column vol. 34≫

 少しは秋の気配を感じられるようなってきました。数日は昼間もエアコンなしで過ごすことができましたし,夜寝る時もエアコンをつけないで丁度良い時がありました。これから少しずつ過ごしやすくなるのでしょう。
猛暑の間はかなり倦怠感というか体がだるくてしょうがなかったのですがここのところ一時よりは少し元気になりました。とにかく今年の猛暑は期間は長いし、途轍もなく気温は高いし尋常ではなかったです。来年はどうなるのか今から心配ですが、こればかりはその時になってみないと分からないので致し方無いですね。

 最近サッカーで三苫選手のゴールシーンを見ることにはまっています。ユーチューブで何回も見てしまいます。同じ映像なのに何回見ても爽快感を味わえるというか、気分がほぐれます。ついつい気分転換に見ることが多くなりました。

 サッカーは大好きで自分も若い頃から楽しんできました。シニアのサッカーで40歳の時に左手首を骨折し、家族にはもうやめた方が良いのではと言われたのですが、若いからまだ大丈夫(気持ちだけでした)と続けていたら今度は45歳で左足の前十字靭帯断裂でしばらく入院する羽目になってしまいました。手術の後リハビリをしてまたサッカーを始めたのですが、さすがにまた怪我をしそうで、思いっ切り走ることができなかったため諦めました。という事でその時からは見るだけです。三笘選手がすごいのは何といってもドリブルで相手を抜き去るスピードです。つい最近も4~5人抜きでのシュートを決めて、別の試合で今度は後半始まって15秒でのシュートを決めるという快挙。

 シュート自体もさることながら、相手を抜き去る、あるいは外すテクニックは見ていて惚れ惚れしてしまいます。やはりそこが一番の魅力で何度も見てしまう要因なのでしょう。今後の更なる活躍が楽しみです。

 大阪では万博の準備が遅れて予定通りに開催できるのかと心配されています。詳しいことは分かりませんが、あれだけの大きなプロジェクトでなぜ今更着工がとか、建築確認申請がとか、工事費高騰でなどといったことが問題になっているのか疑問です。勿論いろんなプロジェクトでさまざまな問題が起きることはありますが、根本的な工事のスケジュールに関連して、許認可がまだ2件だけなどというのは今まで何をしていたのだろうと思わざるを得ません。

 もっと早い段階で今の問題点を把握してなければならないし、その対策も早い段階で立てていなければならない事です。一般に報道されたのも最近で、大きなイベントなのになぜもう少し早い段階で情報発信をしなかったのかと疑問を感じます。万博の後にはIRの誘致も控えています。事業者と契約を締結したと報道されました。日本でIRは初めてのことで大阪が一番乗りです。いろいろな懸念もありますが、始めたからにはうまくいってほしいと思うし、海外からの観光客も含めてコンベンションの誘致でも頑張ってもらいたいと思います。アフターコンベンションが充実していればコンベンションの参加者も楽しめると思います。

 大阪には是非とも万博で成功してもらい、IR誘致が良い結果となって、地域のためになるように願っています。

 万博のような大きなプロジェクトと一概に比較はできませんが、仕事の上でも一つの事業を行うにあたって、スケジュールを立てるという事はとても大事なことだと改めて思いました。そうは言ってもなかなか思うようにはいかないのですが。

 スケジュールを立てるという事は、その事業内容の把握から、問題点や解決しなければならないこと、さまざまな事を理解していないと出来ません。経験はもちろんですが問題点の解決に当たっては、解らないことは調査して専門家にも意見を聴くなど、そういうことも含めて企画しないと思わぬことで躓いてしまいます。

 問題が起きても想定内だというように事前の予想も必要です。あまり慎重になりすぎて石橋を叩きすぎても良くないとは思いますが、その辺はバランス感覚を以って周到に準備するという事でしょうか。

 事業遂行のため初期段階では、スケジュールに沿って、今現在出来ることを確実にこなすようにしています。 土地の調査や確定測量の実施など、早め早めに進めておけば多少何か問題が起きても対処する時間を作れます。 日頃から心がけておかなければならない事ですが、なんだかんだと雑務にも追われ「言うは易く行うは難し」です。まずは少しでも実現性の高い中身のあるスケジュールを作れるように、日々努力しないといけないですね。

 最近は運動量が減って体重が増えているので、計画性を以って減食しようと考えているのですが、思っているだけで何もしてません。スケジュールを立てることすらしてない状況です。

 かなり反省しなければならないと思います。